雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

東京に暮らす/キャサリン・サンソム

東京に暮す―1928~1936 (岩波文庫)

東京に暮す―1928~1936 (岩波文庫)


日本贔屓のイギリス人女性が、日本を紹介するために綴った本らしい。
時代は昭和初期であり、ここに描かれているのは主に明治・大正生まれの人々だろう。
贔屓の引き倒しのように、日本文化の素晴らしさや、日本女性の優しさが繰り返される。
この著者が現在を見たら、どう思うのだろうか。
(昭和初期の日本人たちが、格段に素晴らしかったとも想像しにくいので、本当はあまり変わらないような気もするが…)