雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

今日よりよい明日はない/玉村豊男


この本もまた読んではいない。
正確には、本屋で手にとってパラパラと立ち読みはした。
なかなか魅力的なタイトルである。
逆にタイトルだけで満足してしまいそうだと思った。
明日が今日よりよい保証などなく、「よりよい」と夢を見ることも叶わなくなっている現実を冷静に見つめ、「いま」を充実させることが必要だ、そんな主張が透けて見えそうだ。
そう思ってしまったから、たぶん読まないだろう。
だが、このタイトルは魅力的だ。
旅先のポルトガルの青年が言った言葉らしいが、それを流通させた点で、この本の価値があるのかもしれない。


今日よりよい明日はない (集英社新書)

今日よりよい明日はない (集英社新書)