何とも奇妙なタイトルだと思うが、読んでいくうちに著者の言いたかったことは見えてくる。
だが、それは哀しい過去である。
しかもその過去は失われており、断片が残るに過ぎない。
それらの断片を探し求め、繋ぎ合わせていくために、旅をする。
もうひとつは、父と息子の関係の再生を試みる。
旅のエピソード、失われた過去、父と息子の物語、そのどれもが痛々しい。
- 作者: ロバート・M.パーシグ,Robert M. Pirsig,五十嵐美克
- 出版社/メーカー: 早川書房
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