雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

雀の手帖/幸田文

何とはなしに、図書館で借りてみた。
西日本新聞に連載されていたようだ。
こういった随筆はどう捉えるのか、よく判っていない。
幸田文幸田露伴の娘であり、明治生まれの女性である。
自分の母方の祖母が、明治生まれだったことを思い出すのだけれど、なにぶん昔のことで上手く思い出せない。
祖母は文筆家ではなかったし、このエッセイに取り上げられるような話をした記憶も無い。
この本を読んでいても、何だか距離を感じる。
違うという感じではなく、遠さなのだ。

雀の手帖 (新潮文庫)

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