何とはなしに、図書館で借りてみた。
西日本新聞に連載されていたようだ。
こういった随筆はどう捉えるのか、よく判っていない。
幸田文は幸田露伴の娘であり、明治生まれの女性である。
自分の母方の祖母が、明治生まれだったことを思い出すのだけれど、なにぶん昔のことで上手く思い出せない。
祖母は文筆家ではなかったし、このエッセイに取り上げられるような話をした記憶も無い。
この本を読んでいても、何だか距離を感じる。
違うという感じではなく、遠さなのだ。
- 作者: 幸田文
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1997/10/29
- メディア: 文庫
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