雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

日本の名随筆27 墨/篠田桃紅 編

様々な人の文章をテーマに沿って集めた「日本の名随筆」シリーズである。
久しぶりに読み返してみた。
実際のところ、名文、美文ばかりとは言えない気がするが、だからと言って微に入り細に入り論うつもりも無い。
墨と言いつつ、書に言及している文章も多いのは、編者の好みだろうか。
以下、今回、気になったものを挙げておこう。
(いつか読み返したら、また、変わるだろうから)


飯沢匡「草字体で書く」
富士正晴「貫名海屋に思うこと」
中西慶爾「『草枕』の硯」
安東次男「硯と水滴」
榊莫山「墨」
小杉放庵「水墨」
石川淳「無法書話」
西川寧「書−三題ばなし」
森田子龍「書くということ」


日本の名随筆 (27) 墨

日本の名随筆 (27) 墨