以前から気になっていたのだが、なかなか手が出せないでいた一冊。
江戸時代の俳人である横井也有による随筆といったものか。
もっとも、本人は出版するつもりがあったのかなかったのか判らないが、埋もれていたのを大田南畝が発掘し出版したものだという。
松尾芭蕉の「風俗文選」とも並び称せられる俳文の傑作らしい。
が、そもそも俳文とは何かが判っていないので、短めのちょっとひねりの利いた随筆という感じで読んでしまった。
分るのもあれば、分らないものもある。
とまれこうまれ、深く考え込むようなものではない。
しかしそれも理解が浅いから、という可能性を拭い去ることはできない。
- 作者: 横井也有,石田元季
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/02/17
- メディア: 文庫
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- 作者: 横井也有,堀切実
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/06/17
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