雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

芝生の復讐/リチャード・ブローティガン

出張に持っていく本をさんざん悩んだ挙句、この本を持っていった。
だが、出張というものを甘く見ていたのか、あるいはこの本の特性を見極め切れていなかったのか、原因はどちらか判らないが、あまりぴったりと言う気がしなかった。
おもに読んだのは、飛行機の中なのだが、アナウンスやドリンクサービス、機内食などで時間は寸断され、いくら短篇とは言え、急き立てられるようにページを閉じる。
実際に急き立てられている訳ではないのだけれど、何故か落ち着かない。
やはり旅には雑誌の類が合っているのだろうか。
旅と本のベストな組合せを、まだ見つけていない。


芝生の復讐 (新潮文庫)

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