雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

楽しく学ぶ「教養」入門(クーリエジャポン2014年6月号)

店頭で見かけて気になっていたのに、買うタイミングを逸して、バックナンバーを探す羽目になった。
とは言え、ブックファースト新宿店あたりにあるだろう、と高をくくっていたら、まんまと平積みされていた。
こういう時は、大型書店はありがたいと思う。
雑誌を買わなくなって久しいが、ブックガイド的な特集は気になる。
たとえて言うなら、Windows Updateみたいなものだと思う。
好きな本だけ読んでいると、どうしても偏ってしまうから、時々、別の視点を与えてもらうようなものを読みたいのだ。
この特集は、こんな構成である。


 1日目 世界で一目置かれるための「教養」とは
  1時限目 世界史
  2時限目 食文化
  3時限目 思想・哲学
  4時限目 宇宙論
  5時限目 美術


 2日目 世界で「日本」を語れる教養人になろう
  1時限目 和のこころ
  2時限目 日本の宗教
  3時限目 オタク文化
  4時限目 ラーメン


読んでみて、あまり新鮮味は無かった。
ということは、教養が身についているのか、と錯覚しそうになる。
客観的に考えても、なかなか面白い特集であった。
付録のブックガイドから、新たな本を探してみようと思っている。