雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

染盛はまだか/清田聡

本棚の片隅から取り出してみる。
実は連載当初の印象があまりない。
当時、モーニングを買っていたはずなのだが、記憶に残っていなかったようだ。
とは言え、当時住んでいたマンションの近所の古本屋で見かけて、つい買ってしまったのだから、全く覚えていなかったわけでもないのだと思う。
この本は、ミュージシャンを目指している窓拭きのバイトが主人公のコメディと言えば大体合っているだろうか。
あとがきによると、「薫の秘話」の松田洋子、「ショムニ」の安田弘之とは仲が良いようで、何となく相通じるものがあるような気がする。
でも、そんなものは無いとも思う。
読み返してみると、1990年代後半のモーニングの感じが蘇ってくる。
清田聡は他にも作品があっただろうか?
改めて気になる作家ではある。


染盛はまだか (モーニングKC)

染盛はまだか (モーニングKC)