2016-12-17 怪談女の輪/泉鏡花 物語 語り この本もまた電子書籍で読んだ。 まさか、泉鏡花を電子書籍で読むとは。 泉鏡花の文章には独特のリズムがあって、それに乗るとするすると頭に入ってくる。 ただ、独特の当て字というか、創作文字がインターネットの世界では再現できない。 そもそも、康煕字典のどの程度カバーできているのか。 それはともかく。 冬に怪談を読むのも、また一興。 ありふれた話のようで、恐怖の演出がなかなか芸が細かく、さすがだと思わせる小品である。 怪談女の輪 作者: 泉鏡花 発売日: 2012/10/04 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る