最近、モンテーニュ、エラスムス、パスカルといった、西欧近代初頭の思想家が気になる。
中世から近代への転換は、神の視点から人間の視点という変更があったのではないか、と推測している。
だが一括りにそう言ってみたところで、何も考えたり言ったことにはならない。
モラリストとはいったい何者なのか。
その中でも、モンテーニュが気になってきたので、入門書を図書館で借りてみた。
モンテーニュの生きた時代背景、モンテーニュ自身の生い立ち、そして抄訳と解説といった内容であり、入門書として申し分ない。
次は本陣へと乗り込もうかと思うが、大著でありちょっとひるんでいる。