雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

モンテーニュ 人生を旅するための7章/宮下志朗

最近、モンテーニュエラスムスパスカルといった、西欧近代初頭の思想家が気になる。

中世から近代への転換は、神の視点から人間の視点という変更があったのではないか、と推測している。

だが一括りにそう言ってみたところで、何も考えたり言ったことにはならない。

モラリストとはいったい何者なのか。

その中でも、モンテーニュが気になってきたので、入門書を図書館で借りてみた。

モンテーニュの生きた時代背景、モンテーニュ自身の生い立ち、そして抄訳と解説といった内容であり、入門書として申し分ない。

次は本陣へと乗り込もうかと思うが、大著でありちょっとひるんでいる。