2022-04-10 夜のミッキーマウス/谷川俊太郎 詩 日曜の午後に何となく読み返してみた。 谷川俊太郎の詩の良さが分かったのは、30代も後半の頃からだった。 西脇順三郎の詩Catullusにもあるように、詩は「髭のない少年」のためにあるのではないといったところか。 ともあれ、この詩集は自身の解説にもあるように、様々なトーンの詩を集めている。 時折、鋭くえぐられるような言葉にも出会う。 だがそれが何かは言うべきではないと思っている。 今まで詩について誰かと話をしたこともないし、密やかな楽しみとして取っておこうと思っている。 夜のミッキー・マウス(新潮文庫) 作者:谷川俊太郎 新潮社 Amazon