2023-02-09 汽車旅の酒/吉田健一 随筆 食 一言で言うなら、ふざけた本である。 酒呑みによる、酒呑み中心の論理で書かれたエッセイだ。 たぶん、酒を呑まない人からしたら、屁理屈、こじつけ、言いがかりに見えるかもしれないが、酒を嗜む身からしたら至極真っ当な話ばかりである。 当然、酒を嗜むので、楽しく読めた。 汽車旅の酒 (中公文庫) 作者:吉田 健一 中央公論新社 Amazon 汽車旅の酒 (中公文庫) [ 吉田健一(英文学) ]価格: 880 円楽天で詳細を見る