もともとちくまプリマリー新書に入っていた本らしい。
なので平易な言葉で、パキスタン、アフガニスタンの状況と、そこでの医療活動を自ら解説している。
こういった社会貢献活動は、自分の生活と遠いもので、そこに積極的にコミットしていない。
だからと言って否定するものでもないし、むしろ自分にはできないことを積極的に行っている尊敬すべき方々だと思う。
しかし、あまりに考え方が違うという気がした。
上手く説明できる自信がないのだけれど、結論の部分は概ね同意でも、そこに至るまでの道のりが全く異なっているような感覚がある。
文字通り、住む世界が違うというか、世界の捉え方が違うというか、かといってどちらが正しいかということでも無いし、こうすべきという話でもない。
あとがきの現状に対する憂えが印象に残った。
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