雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

アフガニスタンの診療所から/中村哲

もともとちくまプリマリー新書に入っていた本らしい。

なので平易な言葉で、パキスタンアフガニスタンの状況と、そこでの医療活動を自ら解説している。

こういった社会貢献活動は、自分の生活と遠いもので、そこに積極的にコミットしていない。

だからと言って否定するものでもないし、むしろ自分にはできないことを積極的に行っている尊敬すべき方々だと思う。

しかし、あまりに考え方が違うという気がした。

上手く説明できる自信がないのだけれど、結論の部分は概ね同意でも、そこに至るまでの道のりが全く異なっているような感覚がある。

文字通り、住む世界が違うというか、世界の捉え方が違うというか、かといってどちらが正しいかということでも無いし、こうすべきという話でもない。

あとがきの現状に対する憂えが印象に残った。