日野原重明は聖路加病院の院長などを歴任し、地下鉄サリン事件では聖路加病院を開放して救護にあたったり、105歳で天命を全うするまで医師として活躍されてて、以前通っていた人間ドックで名前を知っていた。
名前は知っていてもその著作を手にすることは無かったので、101歳からの随筆をまとめた本をちょっと借りてみた。
自分が100歳まで生きられるとは思っていないので、101歳で見える世界はどんなものかと思ったが、この本を読んでみると、そう大きく変わらないのかもしれない、と思った。
日々の様々な出来事、思い出、体の不調や怪我、そういったことが、淡々と綴られていく。
最後まで生きたいと願うこと、それが長生きの秘訣なのだろうか、などと思った。
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