菊地成孔のラジオ番組を文字起こしした本。
読む本リストにあったけど店頭で見当たらず、図書館で借りれるだけ借りてみた。
内容はほとんど与太話だと思う。
ラジオの語りそのままなのか、語り言葉を読むというのは、実は読みにくい。
人にはそれぞれ独特のリズムがあって喋っているのだけれど、それを読んで自分の中で発音していると、リズムや語彙が異なるのだから、それは合わないだろうという気がする。
与太話の内容は面白い。
特にファミレスの盗み聞きなど。
この読書体験は、菊地成孔を自分の脳にインストールしているような気が何となくした。