雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

HOSONO百景/細野晴臣

もう何年も細野晴臣ブームが来ている。

毎週日曜深夜のラジオも聴くし、本や雑誌を読み返したりもする。

この本は雑誌「TRANSIT」の連載をまとめたものらしい。

連載と言っても、語ったものの文字起こしのようだ。

晩年の吉本隆明にもそういう本が何冊もある。

雑誌の性格に合わせてか、世界各地の訪れた街のこと、昔の音楽の思い出、今まで折りに触れ何処かで聞いたことある話なのだけれど、どうしてか読んでしまうのは、語り口にも一端があるに違いない。

気楽に読めた一冊。