雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

CAFICT コーヒーと暮らす。/くぼたまりこ

数年前にひょんなことでYoutubeのCAFICTのチャンネルを知った。

その頃は、ものすごく忙しく、しかも何の成果にも繋がらなくて(繋がっていないような気がして)、心身ともに疲れ果てていた。

疲れ果てていることすら自覚できず、誰かがそのことを言ってくれることもなく、ただただ負のスパイラルの中にいた。

そこから抜け出すための療養期間に、ぼうっと眺めていられる動画の一つがCAFICTの動画だった。

アコースティックな音楽をバックに、珈琲を淹れたり、料理を作ったりする映像が流れている。

珈琲を淹れるための器具も気になる。

動画だけでなく、ブログやオンラインショップ、そしてこの本など、幅広く活動されている。

この本では、珈琲にまつわる軽いエッセイと、自然光を多用している写真が収められている。

珈琲に関する蘊蓄の本は多いが、こういう写真もメインに置いている本はあまり見かけないような気がする