雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

生きる意味/アルフレッド・アドラー

アドラー心理学は最近知ったので、解説は何冊か読んでいるが、著作を読んだのはこれが初めてだ。

テーマが多岐にわたっていて、要約するのも難しいが、個人心理学の入門的な著作なのかもしれない。

人生の困難は、他者との生活、仕事、愛の3つの困難であり、その中でも他者との生活、すなわち共同体意識の不足が根本原因にある、と主張していると思った。

それが正しいのかどうかは、よく分からない。

専門的であるのと、それに対して異議を唱えられるほど多くの人に出会ってはいない。

直感と印象だけで言うなら、そんな単純化できるのだろうか、と思うが、何の根拠も事例もない。

たぶんアドラーについては、オリジナルの著作にあたるより、解説の本のほうが自分にとっては理解しやすいのかもしれない。