久しぶりに本屋に行ったら、高橋幸宏のエッセイが文庫になっていた。
YMOの坂本龍一、細野晴臣の本は何冊か読んでいたけれど、高橋幸宏の文章を読むのは初めてだと思う。
元の連載が90'sの頃だったようだが、2025年の今から見ると、どことなく昭和軽薄体のニュアンスがある文章だな、と思っていたら、椎名誠が監督を務めた映画の撮影現場の話も登場する。
この本の内容を懐かしく思うのは、たぶん同年代で、YMO周辺のサブカル的な雰囲気を知っている人たちだけなのではないだろうか。
そしてそういった記憶は薄れていくし、やがて通じなくなるだろうという推測に、微かに哀しさを覚える。
しかしそれは回避などできないし、既にこの本の文章に共感が出来なくなっている自分がいるのもまた事実だ。
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