雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

木/幸田文

幸田文をもう一冊。 今回も図書館で借りたのだけど、こちらの方が気になっていたのだった。 タイトルの通り、木に関する随筆である。 雑学を披露するでもなく、淡々と木に対する印象や描写で綴られ、作者の思いが込められる。 随筆とは随想、つまり心に浮か…

雀の手帖/幸田文

幸田文は幸田露伴の娘、と書いてみても、もはや幸田露伴の読者なんて、学生か年寄りだろうか。 ましてや、娘の幸田文なんて読まれていないような気がしてならない。 この随筆(あえてエッセイとは言わないでおこう)は、新聞に日々掲載されたもののようだ。 …

自分を信じていい時代/モーリー・ロバートソン

電子書籍をふらっと買ってしまった。 モーリー・ロバートソンは、週末深夜のFMでオルタナ系の電子音楽をかけるイメージしか持っていなかったのだけれど、最近はTwitterで発言をみかけたり、TVにも出ているようだ。 そんなモーリーが本を出していたので、ちょ…

フラット化する世界のマネジメント/スーザン・ブロック&フィリップ・ホワイト

この本もまた図書館で借りた。 改めてビジネス書を読んでみたものの、いまいちピンとこない。 ビジネスにおいて様々な国、人、習慣を組み合わせて活動することのノウハウをまとめた本である。 それだけのことに、フラットという言葉を使ってしまうことのほう…