絵本
とあるラジオで、お薦めしていたので、図書館で借りてみた。 絵のエム・ナマエ氏はこの後、失明してしまったが、やがて盲目のイラストレータとして活躍したらしい。 この本は眼が見えていた頃の最後の作品で、作風も変わってしまったらしい。 影の部分の塗り…
ふと、五味太郎氏のエッセイはないかと、図書館の蔵書検索で見つけた本。 何も確認せずに予約したら、受け取りの時に想定外の大きさで笑いそうになった。 内容はジャズのスタンダードの歌詞の対訳と、曲にインスパイアされた絵である。 歌詞の情景のようでも…
ビアズレイと言えば、19世紀末のデカダンスなモノクロのイラストだろう。 サロメ、アーサー王の挿絵は良く知られているだろう。 この本は、ビアズレイが書いた小説である。 タンホイザーがウェヌスの館を訪問し、豪華な宴と、放埓な情事を繰り出す小説である…
図書館に寄ったついでに、娘のために絵本を借りてみる。 「ハーメルンの笛吹き男」と言えば阿部謹也の名著なのだけれど、そういえば原本を読んだ記憶が無い。 いまさら話の筋を書くことも無いのだけれど、笛の音につられて子供達がさらわれてしまう不気味さ…
娘の反応が面白かったので、続編も借りてみた。 だが、いまひとつ反応が悪い。 大人目線では、本編よりこちらのほうが、詩的なのだけれど。 娘の中で、どこに基準があるのか、いまひとつ判らない。 ことばあそびうた (また) (日本傑作絵本シリーズ)作者: 谷…
以前からちょっと気になっていたので、図書館で借りてみた。 自分自身は谷川俊太郎の詩は、判るようで判っていない気がする。 ハッとするような言葉があったり、よく判らなかったり。 なので、ちょっと、娘がどんな反応をするのか見てみたかった。 さっそく…
シンプルな言葉・強い物語ビロードのうさぎ作者: マージェリィ・W.ビアンコ,酒井駒子出版社/メーカー: ブロンズ新社発売日: 2007/04メディア: 大型本購入: 6人 クリック: 89回この商品を含むブログ (90件) を見る 子供へのプレゼントに絵本を選ぶ。 なるべく…
何かを読み、何を見つけるか、そしてそれはアンジュール―ある犬の物語作者: ガブリエルバンサン出版社/メーカー: ブックローン出版発売日: 1986/05メディア: 大型本購入: 15人 クリック: 220回この商品を含むブログ (74件) を見る 子供のために絵本を買う。 …