2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
坂口恭平氏の本を初めて読んだ。 何というか、自己肯定感の強い人だと思った。 躁鬱状態にあるらしいので、一概に、というか、人となりとしてそう言い切るのは異なるかもしれない。 もう少し正確に言うなら、自己肯定感に溢れている本だと思った。 坂口恭平…
どこでおすすめされたか忘れたけれど、図書館で借りて読んでみた。 石田英敬氏は東大の教授らしい。 東浩紀氏は90年代からたまに読んでいる思想家、論客である。 タイトルの通り、記号論の刷新であり、今までの記号論が前提としていたアナログメディアからの…
だいぶ前に買ったのだけれど、一気に読んでしまうのがもったいなくて、ちびちびと読んでいた。 けれど読書というのは、ある程度、まとまった時間をかけないと読んだ気にもならなくて、たかだか数ページ読んで閉じてを繰り返していても、感想も何も生まれない…
久しぶりにロラン・バルトを読み返してみる。 この本は写真を巡る考察でありながら、彼の母親の思い出、そして家族の歴史に遡る本でもある。 ストゥディウムとプンクトゥムという概念から写真の意味を定義する。 写真が表しているコードがストゥディウム、そ…
西東三鬼の名前は、現代俳句を漁っていた頃に知り、戦前の京大俳句事件や、現代俳句の表現を知るきっかけとなった一人である。 とはいえ、朝日文庫の「現代俳句の世界9 西東三鬼集」を読みかけた程度で、深く掘ってはいなかった。 そもそも現代俳人の句集が…
電線に留まる鳥に着目した本、というか、鳥が留まる電線、電柱に関する本、のような気がした。 どこで見かけたのか分からないが、ちょっと気になるタイトルだったので借りてみた。 面白いと思うのだけれど、話が散漫になってしまっているような気がした。 電…
吉田健一の娘さんの本があると知り読んでみた。 生前の吉田健一を知らないが、語られる姿は文士というよりは、サラリーマンのようだと思った。 もっと破天荒だったり桁外れなところがあるのが文士だという読者の勝手な想像とは異なっている。 恐らく家族の目…
ふと、五味太郎氏のエッセイはないかと、図書館の蔵書検索で見つけた本。 何も確認せずに予約したら、受け取りの時に想定外の大きさで笑いそうになった。 内容はジャズのスタンダードの歌詞の対訳と、曲にインスパイアされた絵である。 歌詞の情景のようでも…
「日々是怪談」を加筆訂正の上、改題した本だという。 工藤美代子氏の本はこれが初めてである。 ノンフィクションという分野にあまり食指が動いてないせいだと思う。 フィクションでない文章なんてない、と思っているから、正面切ってノンフィクションと言わ…