2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年の最後は澁澤龍彦になった。 ぽつぽつと寝る前に読んでいたので、約1ヶ月かかってしまった。 この本は最後の著作である。 改めて読んでみると、やはり良いものは良いのだと思った。 それこそ時代遅れのディレッタンティズムだとかいう評も、眼にしたこ…
やっぱりプラトンかなと思って、他の本も読み返してみた。 何がやっぱりなのかというと、「プロタゴラス」を読んでやはりソクラテスを裏返してみるのが、良いんじゃないかと思ったのだ。 (しかしそれにしても、過去に読んだ時の「プロタゴラス」の感想を見…
この対話篇におけるソクラテスの奇妙さが気になる。 支離滅裂というか、狡賢いというか。 高名なソフィストのプロタゴラスのもとを訪れたことを友人に話すソクラテスという設定の対話篇である。 「徳は教えられるのか」という命題に対して、ソクラテスは「教…
久しぶりに引っ張り出して読んでみた。 だが、今ひとつ面白いと思えなかった。 以前は響いていたはずなのだが、今は響かないのはなぜだろうか。 グレート・ギャツビー (新潮文庫)作者: フィツジェラルド,野崎孝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1989/05/20メ…
電子書籍端末を買おうかと悩んでいる。 選択肢は、 Kindle Paperwhite (第6世代) ―Wi-Fi出版社/メーカー: Amazon発売日: 2013/10/22メディア: エレクトロニクスこの商品を含むブログ (135件) を見るKindle Paperwhiteか、 【送料無料】 KOBO 電子書籍リーダ…
この本もまた図書館で借りた。 とくにうつ病の自覚があるとかではない。 以前、自律神経失調症の傾向があると言われたから、何かと心配になっているというわけでもない。 まあ知っておいた方が良いかな、という程度の興味である。 なるべく軽い内容で、さら…
図書館で借りてみた。 もともと自分自身が社会学とかマーケティング理論だとか、そんなに真に受けていないというか、話半分に聞いているので、この著者(自称イタリア生まれの30代だそうな)の言うことは、まあすんなり受け入れられる。 逆にこの本を読んで…