雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴァン・ゴッホ/アントナン・アルトー

いったい何を書いているのか?誰のことを書こうとしているのか?実は告白なのではないのだろうかヴァン・ゴッホ (筑摩叢書 303)作者:アントナン アルトー筑摩書房Amazon 正直なところ、何度読んでも判らない。 文章の意味するところが判らない。 「肉体」と…

シュルレアリスム/ジャクリーヌ・シェニウー=ジャンドロン

存在の困難さ(続き)シュルレアリスム作者: ジャクリーヌシェニウー=ジャンドロン,星埜守之,鈴木雅雄出版社/メーカー: 人文書院発売日: 1997/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る 「20世紀の芸術運動としてのシュルレアリス…

オートバイ/アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ

冷めている醒めている褪めている?オ-トバイ (白水Uブックス 54)作者:A.ピエール ド マンディアルグ白水社Amazon 買ったのは多分10数年前だったかと思う。 そのころ手に入るシュルレアリスム関係の本は、片っ端から買い漁っていた。 改めて読んでみると、な…

インド夜想曲/アントニオ・タブッキ

偶然の出会いが忘れられないものとなるインド夜想曲 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)作者: アントニオタブッキ,Antonio Tabucchi,須賀敦子出版社/メーカー: 白水社発売日: 1993/10メディア: 新書購入: 9人 クリック: 44回この商品を含むブログ (72件) を見る…

類推の山/ルネ・ドーマル

高みへ類推の山 (河出文庫 ト 4-1)作者:ルネ ドーマル河出書房新社Amazon シュルレアリスムが目指すテーマは幾つかある。 それは、状況の変化とブルトンを中心とした離反と合流の中で、様々に変化していった。 この本の作者、ドーマルはブルトンを中心とした…