雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2005-01-01から1年間の記事一覧

ヘリオガバルスまたは戴冠せるアナーキスト/アントナン・アルトー

ヘリオガバルスまたは戴冠せるアナーキスト (白水Uブックス 80 小説のシュルレアリスム)作者:アントナン・アルトー白水社Amazon 正直どうしてこんなことを発想できるのか良く分からない、と言う小説? 小説なのかも良く分からない。 古代ローマ皇帝のヘリオ…

新耳袋 第五夜 − 現代百物語

冬に怪談。私自身はこういった怪異に遭ったことは無いものの、好きで読んでしまう。 説明のつかないもの、正体の分からないもの、 自分が知らないことを、他の人は知っている、ということ。また語りの巧さもある。 こんなことがあった、それでおしまい。 そ…

シュルレアリスム宣言・溶ける魚/アンドレ・ブルトン

最初だしまずは原点から始めてみることにした (・・・何でもそうだけど最初というのは緊張する・・・) 読み返してみたい本って何だろう? あのときに思ったことは、今はどう変わっているんだろう? 記憶なのか感情なのか、あいまいなもやもやしたものは、なんて…