雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

文林通言/石川淳

石川淳が朝日新聞に文芸時評を書いていたそうだ。 という驚きは、そう書いただけでは伝わらないだろう。 わかる人にはわかる類の話だと思うが、わかったからって別段何も変わりはしない。 そもそも、石川淳を知っている友人などいないのだから、石川淳という…

意識・革命・宇宙/埴谷雄高、吉本隆明

最近でも埴谷雄高や吉本隆明は読まれているのだろうか。 自分が高校生の頃、この二人の論争があったっけ。 というか、ちょいちょい論争していたような気がする。 人文系の雑誌も読まなくなり、そういった話題にも興味がなくなって久しい。 この対談の本では…

東京日記/リチャード・ブローティガン

久しぶりに詩を読む。 詩は黙読するものではなく、音読すべきものだと言ってたのは誰だったっけ? でも、英語で書かれた詩を、日本語で読むときに、読者は何を読んでいるのだろう。 原詩にある言葉の響きとかは失われているだろう。 逆のこともあって、日本…

ザ・マインドマップ/トニー・ブザン

久しぶりに読み返してみた。 一時期は仕事でよく使っていたが、最近はあまり使わない。 じっくり考えている時間が無いからだと思う。 マインドマップを使っている時は、仕事に創造性があるときのような気がしている。 読み返すということは、それを取り戻し…