2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
個人的に島田雅彦ブームが来ているので、最近の短編集を借りてみた。 暗黒というのは、いささか諧謔味のあるタイトルだと思う。 とはいえ、心温まるような話ではなく、ちょっと斜に構えていたり、ちょっと不気味であったりする短編が収められている。 一つ一…
ヨシタケシンスケのエッセイ第二弾も併せて借りた。 なるほど分かる気もするイラストもあれば、それはどうだろうかというものもある。 著者というより、出版社が欲を出したのかもしれない。 文章での説明がないイラストだけのの方が良いものもあると思った。…
図書館で読む本を探していて、ちょっと読んでみようかと手に取った。 名前も知っているし、子供向けの絵本を何冊か試し読みをしたこともあるが、ちゃんと読んだのは初めてである。 いまさら説明の必要も無いと思うが、絵本作家であり、エッセイストといって…
久しぶりに島田雅彦の「優しいサヨクのための嬉遊曲」が読みたくなって、家の本棚を探したけれど見当たらず、図書館に探しに行っても見当たらず、だったら最近の著作でも読んでみようと思って借りた。 舞台は近未来の日本と思われる国で、AIが人類を管理して…
星野源氏の本を読んだのは初めてであった。 もしかすると、どこかの雑誌でコラムなどを読んでいるのかもしれないが、覚えていない。 日常のことだったり、思い出話だったりするが、どれも自然なスタンスの文章だと思った。 巧拙を云々するような文章ではない…
何となく図書館で手に取ってみた。 定年という区切りがだんだん見えてきたのもあるし、世間的にも起業ブームがあると思うので、ちょっと知識を仕入れておくのも悪くないと思っている。 実際に起業するかどうかはまた別の話として、起業するためのポイントを…
何もしない、ということを主張する、というのはある種の皮肉めいたものだと本の始まりの方で著者も述べているが、「何もしない」ということを額面通りに、というか、自分の基準で受け取ってはいけない。 著者はアメリカのアクティビスト、ってことは活動家の…
最近の興味の対象にAIがあって、その中心にある考え方を知りたくなった。本屋でいくつか本を拾い読みして、どうやらベイズ統計学というのが重要らしい、とたどり着いたので、ちょっと入門書を読んでみることにした。統計学は今まで全く接点のない分野だった…