雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2011-11-14から1日間の記事一覧

ナマコの眼/鶴見良行

この本は労作にして傑作であり、読み応えもしっかりとある。 ナマコを通じて、東南アジアにおける文化の伝播から、海洋民の流れ、大航海時代以降の植民地化、帝国列強の時代、そしてインドネシア、ニューギニア、オーストラリア、フィリピン、日本、蝦夷、朝…