とあるラジオで、お薦めしていたので、図書館で借りてみた。
絵のエム・ナマエ氏はこの後、失明してしまったが、やがて盲目のイラストレータとして活躍したらしい。
この本は眼が見えていた頃の最後の作品で、作風も変わってしまったらしい。
影の部分の塗りつぶしから点描でグラデーションを表現しているところ、4頭身ぐらいの人物の描き方、正確ではない直線と円の割にリアリティのあるフォルム、細かく書き込まれた背景、かなり特徴のある絵だと思った。
盲目になってからの絵と比べてみないと何とも言えない気もしたけれど、そこまでするかどうかはまだ考え中である。
そんなに絵本に造詣がある訳でも無いので。
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