雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2011-02-26から1日間の記事一覧

忘れられた日本人/宮本常一

時として勘で本を選ぶ。 本との出会いを偶然に委ねてみる。 この本は本屋の店頭で平積みにされていた。 民俗学者である宮本常一が、全国を歩き回って、古老の話を集めた本である。 昭和初期の頃の本らしく、古老たちは明治維新を記憶している。 彼らは百姓、…