雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2011-05-12から1日間の記事一覧

猫町 他十七篇/萩原朔太郎

いまさらながらに、萩原朔太郎について特に記す必要もないだろう。 この本は、表題作である「猫町」を含む小説3篇と、その他、散文詩的な随筆が収められている。 従って、萩原朔太郎の作品世界の本筋とは言い難いだろう。 それぞれの作品は短く、あっという…