雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

小川洋子の偏愛短篇箱

この本もまた図書館で借りた。 小川洋子が偏愛する短篇を選び、それに短いエッセイをつけて紹介する、という本である。 どうも最近本を読まない。 以前のようにブログを巡ったりもしない。 そのことが何を意味しているのかよく判っていない。 この本であれば…

ここは退屈迎えに来て/山内マリコ

この本もまた図書館で借りた。 前に読んだ「融解するオタク・サブカル・ヤンキー」で紹介されていた。 良い意味で退屈な小説だ。 なぜなら舞台となる世界は退屈な世界だからだ。 ファスト風土に闇は無い。 全ては商品として消費される。 そしてこの本は青春…

融解するオタク・サブカル・ヤンキー ファスト風土適応論/熊代亨

この本もまた図書館で借りた。 カバーをかけずに電車で読んでいると、前に座っている人が凝視することがある。 ヤンキーはマイルドになって、より社会に適合できるようになって、オタクもカジュアル化してファッションの一部となりつつあって、行き場の無い…