雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2020-06-26から1日間の記事一覧

砂の女/安部公房

久しぶりに読む安部公房は、相変わらず居心地の悪さのようなものが漂っていた。 恐らく永遠に居心地の悪い小説のような気がする。 いまさらあらすじを紹介したり、何のメタファーなのかという話をするのは、止めておこうと思う。 昆虫採集を趣味とする男が砂…