ふらりと寄った古本屋で、久しぶりに松浦理英子の名前を見つけたので購入した。
雑誌に連載していた人生相談らしい。
世の中には様々な人がいて、それぞれの事情があって、いろんな悩みを抱えている。
そういえば、人生相談というものが苦手だった、というのを、読んでいるうちに思い出してきた。
自分は相談するのも苦手だし、相談されるのも苦手である。
それでも、読み進めるうちに、それぞれの悩みに対する松浦氏の回答に引き込まれていった。
それは、悩みに対する松浦氏のスタンスがなせること、であるように思った。
久しぶりに、「優しい去勢のために」でも読み返してみようか。
- 作者: 松浦理英子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/04
- メディア: 文庫
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