雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

キリコのコリクツ/玖保キリコ

本本堂から出ていた5冊のうち、最後に刊行されたっぽいのが、この本である。
当時は、「シニカル・ヒステリー・アワー」を読んでいたので、買ったのだろう。
ちょっと変わった視線で日常を捉える、といった感じ。
特筆すべきは、坂本龍一矢野顕子玖保キリコによる座談会が収録されている点だろうか。
どうにも、坂本龍一矢野顕子のやり取りに、冷ややかなものを感じる。
その間に、玖保キリコが挟まれて、リアクションに困っているような…
それは、離婚してしまった今だから、そう思うのかもしれない。
刊行しているのだから、そこには何の疑義も無かったのだろう。


キリコのコリクツ

キリコのコリクツ


角川文庫でも出ていたようだ。


キリコのコリクツ (角川文庫)

キリコのコリクツ (角川文庫)