本本堂から出ていた5冊のうち、最後に刊行されたっぽいのが、この本である。
当時は、「シニカル・ヒステリー・アワー」を読んでいたので、買ったのだろう。
ちょっと変わった視線で日常を捉える、といった感じ。
特筆すべきは、坂本龍一、矢野顕子、玖保キリコによる座談会が収録されている点だろうか。
どうにも、坂本龍一と矢野顕子のやり取りに、冷ややかなものを感じる。
その間に、玖保キリコが挟まれて、リアクションに困っているような…
それは、離婚してしまった今だから、そう思うのかもしれない。
刊行しているのだから、そこには何の疑義も無かったのだろう。
- 作者: 玖保キリコ
- 出版社/メーカー: 本本堂
- 発売日: 1987/02
- メディア: 新書
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角川文庫でも出ていたようだ。
- 作者: 玖保キリコ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1991/09
- メディア: 文庫
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