雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

長電話/高橋悠治+坂本龍一

奥付を見ると1984年に出版されたようだ。
いまさら、この二人について解説する必要も無いだろう。
そして内容も、ただこの二人が電話で雑談しているだけである。
むしろ、坂本氏の個人出版社「本本堂」の刊行物としての価値があるかもしれない。
Wikiによると、本本堂は1984年から1989年の5年間に、僅か5冊の本を刊行しただけのようだ。
この本は、その第一弾である。
装丁も凝っているようで、背表紙と背表紙から表紙と裏表紙にかけての2センチぐらいが黒、角をそれぞれ三角形に黒、全体は灰色、文字は表紙や背表紙の文字は小さく、だが金文字で打たれている。
そして、全体を透明なプラスチックのカバーで覆っている。
確か記憶だと、同じ装丁だが、中身が印刷されていない、ノートブックも発売されていたと思う。


長電話 (1984年)

長電話 (1984年)


この二つ何が違うのだろうか?


長電話

長電話