雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

自由に生きるとはどういうことか/橋本努

世代で語ったり、時代を語ったりすることに、意味が無いと思っている。
だが時々、そういう感想をここに書いてしまうのは、実は面倒になっている時が多い。
1980年代の雰囲気、と言ってみたところで、自分が何を感じていたのかなんて、何も説明していないし、ましてや読んだ方と同じであることはほぼゼロだろう。
この本は、自由というキーワードで、敢えてそんなアプローチをしている。
 1945〜   パブリック・スクール
 〜1960   ロビンソン・クルーソー
 1965〜1975 あしたのジョー
 1975〜1990 尾崎豊
 1990〜2000 エヴァンゲリオン
 2001〜   ボボズ
こんな風に並べてみると、いかにも恣意的に見えるだろう。
それでも読ませるのは、著者の力量だろう。
しかし残念ながら、私にとっては意味が無かった。


自由に生きるとはどういうことか―戦後日本社会編 (ちくま新書)

自由に生きるとはどういうことか―戦後日本社会編 (ちくま新書)