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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

女たちへのエレジー/金子光晴


哀しさ

女たちへのエレジー (講談社文芸文庫)

女たちへのエレジー (講談社文芸文庫)


ここにあるのは詩人の冷徹な視線のような気がする。
賛美でもなく、悲嘆でもなく、敢えて言えばあるがままへの礼賛だろうか?
そして、併録されている「愛情69」は、さらにそれが純化していると思う。
男女の営みの様々な描写を描いてみせ、そこにある哀しみを存分に描きだしている。
まったく異なるが、朝吹亮二の「OPUS」を久しぶりに読み返してみたいと思ったのだった。