雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

秘密。私と私のあいだの十二話

何だか本を読まない時間が過ぎてゆく。 珍しいことなのだが、たまには良いかとも思う。 死にはしないし、生活にだって困らない。 だが、何だか後ろめたい気がする。 時間の無駄遣いというか、すべきことをしていない感じがする。 すべきこと? その考えには…

ピープルウェア/トム・デマルコ、ティモシー・リスター

今は何が読みたいのか判っていない。 何か上手く捉えられないものがあって、その正体すら判っていない、という感じがする。 POP(プロセス指向心理学)的に考えれば、重要なことへの身体的反応を示しているということなのかもしれないが、とりあえず嵐が過ぎ…

美女・女靴下の話・秋の暮/西東三鬼

いずれも青空文庫に入っており、koboで読めるのだが、はまぞうで持って来れないということは、Kindleには入っていないと言うことか。 それはともかく、西東三鬼の随筆三篇を読んでみた。 「美女」は、西東三鬼が一目惚れした女の話、「女靴下」はちょっと奇…

読書ログはじめました

URLはこちら↓ http://www.dokusho-log.com/ 基本的には、こちらの記事の転載にはなると思うが、ぼちぼちと続けようかと。 ちょっと今は亡き、「ISIS本座」的な感じもする。

羅生門・鼻/芥川龍之介

これは、子供に読ませてはいけない本なのではないだろうか、とさえ思える。 確かな記憶では高校生の現国、もしかしたら中学生の頃、教科書を通じて、初めて芥川龍之介に触れたと思う。 この「羅生門・鼻」は、所謂、王朝ものの短編を集めている。 国語の教科…

文鳥・夢十夜/夏目漱石

なかなか読み終わる本が無いので、合間に電子書籍で「文鳥」を読み返してみた。 けだし名品である。 いまさらそんなことを改めて言う必要も無いくらいだが、やっぱり名作だと思った。 興味があった訳ではなかったのに、鈴木三重吉に勧められて、夏目漱石は文…