二度目は喜劇か?
- 作者: ニール・スティーヴンスン,Neal Stephenson,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/04
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (43件) を見る
結局続きを読んでしまう。サイバーパンク以前のコンピューターは憧れであり、得体の知れない仮想敵であり、人類と対峙する存在だった。それが、世界と同等、もしくは交換可能な環境になったと言える。そして、ポスト・サイバーパンクでは、それはパロディへとなっていると思う。サイバーパンクでの仮想空間がセンチメンタルな舞台であったなら、そのパロディとしての仮想空間がこの本ではあると思う。それが面白いのかどうかは、また別の話なのだが・・・