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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

本本堂未刊行図書目録―書物の地平線/坂本龍一

アンソロジー



坂本龍一が企画した「本本堂」という出版社の、「未刊行」の目録、という本である。
出版したのは朝日出版社週刊本というシリーズで、これは№6である。
奥付を見ると、1984年11月の発行日になっている。
まさにバブル期のポストモダンやらニューアカやらの匂いが漂っている。
坂本龍一浅田彰の対談などは、途中で読むのをやめてしまった。
実在しない本、作ることが出来ない本、そういった架空の本を企画し、装丁してもらった図録、…というか、そんな説明は、お笑いのネタの何が面白いのかを説明しているようで、全くいただけない。
装丁者たちの作品を眺める本だと思えば読めるが、本というメディアのメタレベルでの再構成だとか、そんな読み方は悪意のこもった悪ふざけかもしれない。
だがそれは今だから言えるのかもしれない。