何もない日の午後に読みたい本は何だろうかと本棚を眺めて手に取った。
買ったのは1998年12月31日の旭屋書店銀座店。
なぜ分かるかというと、レシートが挟んであった。
今はもう無いらしい。
四半世紀前に買った本だったが、書かれたのは更に20年ほど前の1970年代のようだ。
詩とスコッチと銭湯、三題話のようだがちょっと違う。
だが、田村隆一という詩人を知るには良い本じゃないかと改めて思った。
最初に読んだときより、何だか身近に思えたような気がした。
詩人がこれらの文章が書いた頃と、自分が同年齢になったからだろう。
なんだかそんな気がする。

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