雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

怪談牡丹灯籠/三遊亭円朝、鈴木行三、若林玵蔵

この本もまた電子書籍である。 有名な怪談なのだけれど、初めて読んだ。 円朝の語り口が伝わってくる。 魑魅魍魎が跋扈するというよりは、因果応報の世界の中で、人の念の愚かさや恐ろしさが主題だろう。 だから同じようなエピソードが繰り返される。 それが…

仙人/芥川龍之介

この本もまた電子書籍で読む。 滋賀の瓢箪好きの男の話だ。 芥川龍之介の笑いは、乾いた、皮肉めいたものがある。 それが鼻につくような感じもするが、ちょっとくせになる感じもする。 夜の新幹線で、酒を飲みながら読んだせいもあるかもしれない。 と思った…

曽根崎心中、冥途の飛脚、心中天網島/近松門左衛門

この本もまた電子書籍で読んだ。 ひょんなことから大阪の仕事をすることとなり、曽根崎、北新地、中ノ島辺りを、ぶらりぶらりと散策する機会に恵まれた。 となると、気になるのはご当地モノというわけでもないが、近松門左衛門ぐらいは読んでおいた方がいい…

妖怪漫談/岡本綺堂

妖怪関連の本をを探して見つけた。 日本の妖怪話は、中国の輸入品というエッセイ。 まあ、それはそうなのだろうけど、それを言い立てたところでどうなるものかと。 妖怪漫談 作者: 岡本綺堂 発売日: 2012/09/14 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見…

セクサロイド/松本零士

お試しで、無料ということで、ダウンロード。 こういう読み方ができるのも、電子書籍はありがたい。 買ってから外れだったことに気づくのは悲しい。 松本零士の熱心な読者ではないので、こんな作品があったことは、初めて知った。 青年誌向けということで、…

妖怪研究/井上円了

妖怪を分類したもの。 この本もまた、電子書籍でよんだ。 妖怪研究 作者: 井上円了 発売日: 2012/10/05 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る