この本もまた図書館で借りた本。
「ゆるみ」とは怠惰に気の向くまま振舞うことを意味するのではなく、何か不測の事態に対して、自然体で受け止めて前向きに意識を向けようということのようだ。
いわば、ポジティブシンキングの薦めのような本と思えばいいかもしれない。
だがそれを、ハッピーになろうよ、前向きに行こうぜと真正面から唱えるのではなく、ちょっと角度をつけてあるのが、「ゆるみ力」という言葉に込められた、著者の思いかもしれない。
なるほどと思わせる内容ではある。
後ろ向きな気分やささくれている時に読むのが良いのかもしれないが、何となく上滑りしてしまった気がする。(読んでる間に様々な邪魔が入り、いまいち入り込めなかったのが原因かもしれないが。)
- 作者: 阪本啓一
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/06
- メディア: 単行本
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