雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

本と音楽(その2)

電車の中で本を読む時は、大抵、音楽プレイヤーで音楽を聴いているが、音楽を聴いているようで聴いていないようだが、まったく聴いていないとも言い切れない、というのは前にも書いた。
相変わらず、その習慣は止められないのだけれど、文章のリズムと音楽のビートがシンクロする瞬間があるような気がする。
この前、それを感じたと思ったのに、何の本だったか、何の音楽だったか、もう忘れている。
それは、Bpmが幾つで、8ビートなのか16ビートなのか、とかは、まだ言えないのだけれど、文章にリズムを感じる本で試してみたい。
結構、140Bpm辺りのハウスの4つ打ちは、何にでも合いそうな気がする。
文章にリズムを感じる作家、と言って思いつくのは、泉鏡花だろうか。
いやいや、泉鏡花のリズムは、4つ打ちではないだろう。
かと言って、ジャズのシンコペーションでは、音楽自体が饒舌すぎて、どんな文章ともぶつかってしまうような気がする。
これは頭で考えても解らないし、人によっても違うのではないだろうか。
自分にとっての本と音楽の取り合わせの妙、それも至高の妙を探してみたいと思う。