ネットの知り合いが薦めていたので読んでみた。
日本銀行の銀行員がルワンダ中央銀行の総裁として、経済再建を担う。
これはフィクションではなく実話であり、日本人の支援活動というもの一端が見える。
著者の銀行員としての矜持と、ベルギーの旧植民地ルワンダの人々の交流が、感動的である。
自分が若い頃には、国際協力、人道支援、慈善事業とかそういうものに対しては、何となく胡散臭いものとして見えたし、自分のやりたいことではないし、よく分からなかった。
しかし、こういった本を読むと自分の知らないものに対して、知ろうとしていなかったということに気づかされる。
ルワンダ中央銀行総裁日記増補版 (中公新書) [ 服部正也 ]
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