松岡正剛氏による白川漢字学の入門書である。
今更ながらに、白川静氏の著書が、最近気になっている。
漢字に籠められている、古代中国の呪術的世界を明らかにしていく白川漢字学に痺れてしまう。
今まで習ってきた漢字の知識は何だったのか、と思ってしまう。
そして、現代日本や現代中国の簡略体では、漢字の本来持っている世界観が失われていることに、なんだかやるせない気がする。
- 作者: 松岡正剛
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2008/11/15
- メディア: 新書
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