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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

1秒の世界

アンソロジー


瞬間に

1秒の世界 GLOBAL CHANGE in ONE SECOND

1秒の世界 GLOBAL CHANGE in ONE SECOND


1秒という時間の中で、地球環境では何が起きているか、生命はどんなことが起きるか、といった本。「Think The Earth」プロジェクトの一環。こういったエコロジー関連の本が最近は増えてきたように思う。様々な流れで面白そうな本を辿っていくと、エコロジー関連にたどり着くこともある。しかし、エコロジー運動につきまとう胡散臭い雰囲気はなんだろうと思う。究極のエコロジーは人間が存在しないこと、または、人間が何をしても、大いなる生命の一部でしかないという考えに行き着くように思う。(だが、それはアンリ=レヴィの言う『危険な純粋さ』に近いと思う)そもそもエコロジーを考えている時点で、世界は人類の知性の延長線でしか捉えられていない、と思うのだ。その考えはかなり傲慢なのではないか?そんな風にも考えてしまう。
この本は、1秒に起こる様々な事象を取り上げているが、「全世界で1秒間に恋に落ちる人間は○○人」とか、「全世界で起こる1秒間でのくしゃみは○○回」といった、ちょっとひねりを効かせるともっと良かったのに。真面目過ぎているように思う。